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2021.08.17

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【メッキ技能士直伝】特殊材料の隠された輝きを引き出す!メッキプロセス完全ガイド

金属材料へめっき処理を施す場合、このようなご質問を頂く場合がございます。

「めっき処理のし易い材料ってありますか?」

金属材料へのメッキで処理を施し易い材料としては、サビの発生し易い材料(腐食し易い材料)ほどメッキ処理が施しやすい材料です。

腐食しやいすい材料は材料表面に酸化皮膜などが生成が少なく、メッキ処理を阻害する物質が少ない事から、メッキ処理がし易い材料となります。

ですので、チタンやステンレスなどのサビが発生しにくい材料よりも鉄材の方がめっき処理が比較的やり易い材料となります。

今回はそのめっき処理が難しい材料の中でもセラミックスや樹脂材料など金属材料以外の材料へのメッキ処理工程をご紹介させて頂きます。

鉄材の前処理を知りたい方はこちらの記事をどうぞ

1. セラミックス

1.1. モリブデンーマンガン金属化セラミックスの場合

①脱脂

②不必要のMo-Mn 除去(フェリシアン化カリウム+水酸化カリウムの混合液に浸漬)

③水洗

④アルカリ浸漬(水酸化カリウム)

⑤水洗

⑥酸浸漬(塩酸)

⑦水洗

⑧活性化(塩化パラジウム+塩酸の混合液に浸漬)

⑨水洗

⑩無電解ニッケルメッキ

1.2. タングステン金属化セラミックスの場合

①アルカリ脱脂

②水洗

③タングステン活性化(フェリシアン化カリウム+水酸化カリウムの混合液に浸漬)

④水洗

⑤酸浸漬(亜硫酸水素ナトリウム)

⑥水洗

⑦活性化(塩化パラジウム+塩酸の混合液に浸漬)

⑧水洗

⑨無電解ニッケルメッキ

1.3. アルミナセラミックスの場合

①アルカリ脱脂

②水洗

③エッチング(フッ化物溶液)

④水洗

⑤感受性化(塩化第一すず+塩酸)

⑥水洗

⑦活性化(塩化パラジウム)

⑧水洗

⑨無電解ニッケルメッキ

⑩水洗

⑪各種電気めっき

1.4. チタン酸バリウム系セラミックスの場合

①アルカリ脱脂

②水洗

③エッチング(フッ化物溶液)

④水洗

⑤感受性化(塩化第一すず)

⑥水洗

⑦活性化(塩化パラジウム)

⑧水洗

⑨無電解ニッケルメッキ

⑩水洗

⑪各種電気めっき

2. プラスチック

 2.1. ABS 樹脂

①脱脂(りん酸ナトリウム+ホウ酸ナトリウム+界面活性剤)

②水洗

③エッチング(無水クロム酸+硫酸)

④水洗

⑤中和

⑥水洗

⑦触媒付与

⑧水洗

⑦活性化

⑧水洗

⑨無電解ニッケルメッキ

⑩水洗

⑪各種電気めっき

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