2019.12.18
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めっき加工であなたの嬉しいを実現、アルマイト処理(陽極酸化処理)には封孔処理が付きもんです。株式会社コネクション

アルマイトにはなぜ封孔処理が必要なの??
未封孔だと起こりやすいこと(要点)
- 指紋や汚れが付きやすい
- 腐食性物質などが吸着しやすく、耐食性に影響しうる
- 処理液由来の汚染や腐食要因が残る場合がある
- しみ・たれ・斑点などの外観不良につながることがある
- 耐候性が不十分になりうる
- 電気特性が不安定になりうる
これらは、皮膜表面~内部に存在する多数の微細孔(ポア)に由来する現象として説明されます。 封孔は、孔を水和物などで塞ぎ、吸着・浸透を抑える目的で行います。
封孔処理の方法は?
封孔処理には複数のアプローチがあり、目的(耐食性、耐候性、外観、電気特性など)や工程条件に合わせて使い分けます。
化学的方法(例)
- 水和封孔
- 低温封孔
- 沸騰水封孔
- 水蒸気封孔(常圧/加圧)
金属塩封孔(例)
- 酢酸ニッケル塩封孔
- クロム酸塩封孔
- 珪酸塩封孔
有機質封孔(例)
- 油脂含浸型封孔
- 合成樹脂の塗布/含浸による封孔
電気的方法(例)
- 無機質封孔(例:金属コロイド電解封孔)
- 有機質封孔(例:合成樹脂の電気泳動処理封孔)
まとめ
アルマイト皮膜は多孔質であるため、封孔を省略すると汚れ付着、耐食性・耐候性の低下、外観不良、電気特性の不安定などにつながる可能性があります。 そのため封孔処理は、品質面から見ても重要な“仕上げ工程”として位置づけられます。





