弊社で取り扱っております色んな黒色処理はこちらになります。
これらがありますが、それぞれ目的に応じて使い分けをしております。
塗装の下地として利用を検討しているのであれば
【リン酸マンガン(リューブライト)加工とは】
リン酸マンガン処理(リューブライト処理)はあまり一般的に知られていない表面処理になります。
なぜ??知られていないかといいますと、このまま使用されることが少なく、塗装の下地などに使われる以外に使用用途が広がっていないことが原因です。
化成処理=リューブライト=リン酸マンガン=パーカーライジング呼び名の違いで全て同じ処理となります。
リン酸マンガン処理(リューブライト)のメリット
1.一定までしか皮膜が成長しない。
2.絶縁性皮膜
3.成長皮膜がツヤ消し
リン酸マンガン処理(リューブライト)のデメリット
1.鉄素材限定の処理
2.成長皮膜自体がツヤ消し皮膜のため光沢性の外観にできない。
3.膜厚を薄く加工すると皮膜の欠陥が多い
個人的にはリン酸マンガン皮膜は独特のツヤ消し感で黒ともグレーとも言えるような色、質感でとても好きな外観ですので、外観用途などでもPRしたい皮膜です。
また、皮膜の特性として絶縁性があるため、絶縁目的の案件にも使用用途を広げつつあります。
黒色皮膜のまとめ
①マットブラック
②黒色無電解ニッケルメッキ
③黒色アルマイト
④黒色クロメート
⑤黒染め
⑥リン酸マンガン処理(リューブライト)などありますが、結局どの黒色皮膜がいいのか判断が難しいと思います。
全ての皮膜をご評価頂くのがベストですが、費用も時間も掛かってしまいますので、
弊社の方にお気軽にご相談頂ければ技術スタッフが丁寧にご説明・ご提案させて頂きます。
お急ぎの方はこちら 直通電話 090−6819−5609
【著者のプロフィール】
1996年、福井工業大学附属福井高等学校を卒業後、地元のメッキ専門業者に入社、 製造部門を4年経験後に技術部門へ異動になり、携帯電話の部品へのメッキ処理の試作から量産立ち上げに携わる。
30歳を目前に転職し別のメッキ専門業者に首席研究員して入社。 メッキ処理の新規開発や量産化、生産ラインの管理、ISO9001管理責任者などを担当。
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